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佐渡法難会

2022年10月10日

日蓮聖人の四大法難の一つである龍口法難後、日蓮聖人が佐渡へ流された日に営まれる法会です。

龍ノ口での処刑は中止になったものの、聖人は佐渡へ流される身となったのです。
文永8年10月28日、さむさの厳しい佐渡に到着されました。
しかし、迫害が強くなればなるほど聖人の法華経信仰の心は確かなものになっていくのでした。
翌年2月、この佐渡での厳しい生活の中で「開目抄」という、弟子・信者にとって重要な御書を書き上げられました。

我れ日本の柱とならん
我れ日本の眼目とならん
我れ日本の大船とならん

と、この御書の中で法華経を弘める決意を新たにされました。
翌文永10年(1273)4月には「観心本尊抄」を著され、私たちは何に対して信仰するのかをお示しになりました。