宗祖降誕会
2022年2月16日
「宗祖降誕会」とは、日蓮聖人がお生まれになった日をお祝いすることです。
日蓮聖人は、貞応元年(1222)の2月16日、今の千葉県にあります安房の小湊で、父・貫名次郎重忠、母・梅菊のもとにお生まれになりました。
日蓮聖人がお生まれになった時、三つの不思議なこと(三奇瑞)が起こったといわれております。
一つ目は、安房小湊の海に時ならぬたくさんの青蓮華が咲きほこり
二つ目は安房の港に鯛の大群がウロコを輝かせて押し寄せ
三つ目は、お生まれになった産屋の庭先の泉がコンコンと湧き出てきた
といわれております。
また、日蓮聖人は、お釈迦さまの涅槃会2月15日の翌日にお生まれになったという、本当に不思議なめぐり合わせであります。
日蓮聖人は12歳で出家得度をされて以来、仏法を学び、わけても法華経こそが末法の衆生を救う唯一の教えであると確信され「南無妙法蓮華経」お題目弘通に生涯を捧げられました。